好印象だった板を紹介
2015年2月28日ですが、岐阜のウイングヒルズでアルペン主催のスキー試乗会があり行ってきました。その中で好印象だった板を紹介します。この日お天気は晴れ、雪質も良好でした。試乗した私、管理人はSAJ1級ですので腕は大したことありません。ですのであくまでも参考程度にしてください。
いつも試乗会と言うと、グサグサになった春に行われることがしばしばです。そうなると板の違いがわからないのですが、試乗会でこの雪質に出会えた事はラッキーでした。感謝!
HEAD SUPERSHAPE i.SPEED
一発目に履いたのがこれ。HEAD i.SUPERSHAPE MAGNUM(画像の左側、緑色)とi.SUPERSHAPE SPEED(画像の右側、黄色)。履いた瞬間、「あれ?これワックス塗ってんの?」というくらい滑りが悪かった。「試乗用の板だからってワックスも塗らねーのかよ?」と友人と文句を言っていたのですが、一本降りて印象がガラリと変わりました。「振動がない・・・・・・。」一緒に滑った友人も同じ見解でした。これは一体どういうことなのか?これがHEADのテクノロジーなのか?
板のバタつきがほとんど感じられない・・・。今どきの板ってこうなのか?と思いましたが、後から他メーカーの板を履いたら激しいのもありましたので、やっぱりHEADの技術なんでしょう。大回り、小回り共に小気味良い抜けがあり、これってテールに電気が流れてテールが固くなるというシステムのおかげなんでしょう。しっかりチューンナップしてたらもっと良かったと思います。これなら次に買ってもいい。
i.SUPERSHAPE SPEEDメーカーコメント:センター幅66mmで技術志向の高いスキー。ERA 3.0Sにトライフレックスプレートを新たに採用することで高速大回りからコブまでも果敢に攻めれるモデル。
i.SUPERSHAPE MAGNUMメーカーコメント:センター幅72mmで万人受けするスキー。ERA 3.0Sにトライフレックスプレートを新たに採用することで少ない力で操作がしやすいオールラウンドモデル。
HEADスキー動画Classic
— HEAD Japan SKI Official (@head_ski) 2018年6月26日
2016/17シーズンのSUPERSHAPE i.SPEED動画です。
本編は下記 HEAD Japan SKI YouTubeチャンネルよりご覧くださいhttps://t.co/uOC04rwIFb#HEAD #HEADSKI pic.twitter.com/UEBnE6vXL9
VOLKL RACETIGER SL WC D
この板は楽しいです。スラローム用なのに扱いやすい。この後でオガサカのトライアン(スラローム用)にも乗ってみたのですが、トライアンはずっしりと足元が重く(プレートが重いんだと思う)扱いづらかったのに対して、このフォルクルのレースタイガーは競技用よりも基礎用なんじゃないのか?と思うくらいでした。コブにも入れそうです。(トライアンでコブに入る勇気はちょっとわいてきませんでした。)とにかく小回りがキレキレ。
この日フォルクルはプラチナムなんちゃらとか、色々履いてみたのですが、どれもピンと来るものがなく、フォルクルの中では一番の印象でした。オールラウンド板ばかりに飽きたころなので、この板も良いなぁと思える一台でした。
メーカーコメント:純競技用のキレの良さはそのままに、R-MOTIONビンディング&プレートを 搭載することにより硬さを抑え競技入門者〜基礎エキスパートに対応!
Volkl RACETIGER SL WC D 165 軽くて硬くて張りのある板 自在に振れる pic.twitter.com/ViRrXSmaq2
— いとこん (@ito_konnyaku) 2018年4月8日
オガサカ ケオッズ KS-RS
軽い印象がある板です。メーカーコメントにあるように、文字通り軽快な板で、とにかく軽い。小回りをやるとスポーン!と抜けるような感覚があって面白い板です。まさに軽快そのものです。間に競技用の重たい板を履いていたので余計に軽く感じたんだと思いますけど。オガサカの板は他にもトライアンやTCを履いてみたのですが、オールラウンドモデルのケオッズが一番なじみやすいです。
メーカーコメント:軽快で扱いやすい。安定感もあるので技術志向のスキーヤーにおすすめ。
ogasaka ks-rs/g 軽すぎ、飛ばされる pic.twitter.com/82PnLUDnqa
— 沢渡香澄 (@kasumi_sawatari) 2014年4月6日
BLiZZARD SRC RACING
日付変わって、2015年3月、ダイナランドへタナベスポーツさん主催の試乗会に参加。バーン状態は凸凹しておりましたが、この日も天候は素晴らしく、雪質も良好でした。
画像右側のブリザード、SRCレーシングという板ですが、正直、私は基礎スキーヤーで、今までまわりにブリザードを履いている人をあまり見かけなかったので、ブリザードの板なんて、どうせ大したことないだろう、と冷やかし半分で乗ってみたわけなんですが・・・。この日履いた中では一番好印象の板でした・・・。
切れが良いし、張りが固くて自分好みです。小回り用ですが、中回り、大回りでもなかなかいい感じです。フレックスが固めだからだと思いますが、捉え、切れ、抜け、三拍子そろっている板だと感じました。
後で知ったのですが、ブリザードってノルディカと同じ板なんですね。
メーカーコメント:しっかりとしたフレックスが特徴で、スピードにも強い小回りスキー。
SLのセカンドモデル。ザクザクの雪でもきれいにたわんでよく回る。スピード出ると少し叩かれる感じはあるけど、走ってる感もあり BLIZZARD SRC RACING 165cm http://t.co/YjUIdXMQwX
— ほらっちょやまこー?公式(チームACL) (@yama_racer) 2015年3月21日
最後に、私は今までオガサカが一番良いスキーだと思って(洗脳されて?)きたのですが、洋物もなかなか良いではないか!ということがわかり、これからは偏見を持たずに選択してみようという気になりました。あと、試乗もせずにスキーを買うなんて、ありえないなぁ・・・・。という事もわかりましたw
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