やっぱり洋物は凄かった・・・。
平成28年7月16日更新
どうも。僕です。昨年、オガサカからHEADのSUPERSHAPE i.SPEED(アイスピード)に乗り換えまして、感想などを述べたいと思います。
まず、持った感じが軽い。板が軽いのかビンディングが軽いのか?おそらくは両方だと思いますが、上級スキー=重い という先入観があったので、若干、大丈夫か?と思いましたが結論は全く問題ありません。
スピードという名の通り、ロングターン向きかと思いきや、コブなどの不整地でも全然いけます。特徴としては、ターンの捉えが抜群に良いです。今までキャンバースキーに乗っていたので余計にそう感じるという事もあるかと思いますが、ターンの導入が簡単で、今までみたいにターン前半に気を使わなくて済むようになりました。
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ターン中は程よくスキーがたわむのを感じます。そしてKERSのお陰かはわかりませんが、抜けが良いので整地のロングターンだと凄く気持ちが良いです。また、整地のショートターンだとターンの導入が簡単な分、同時操作が非常にやりやすいので、その分早めに板を踏む方に意識を持っていけるようになりました。
それと、振動吸収という事ではかなり優れていると思います。試乗会で色々なスキーを履いて得た結論です。スキーの表側に振動吸収装置が付いているのをよく見かけますが、HEADのスキーは目で見てそれとわかるような器具は付いていないように見えるにもかかわらずです。
HEADの公式ページにも記載がありますが、ERA3.0というシステムで、圧電型インテリファイバーをスキーのトップに使う事でロッカースキーにありがちなトップの振動を抑えているのだそうです。
流石、ワールドカップで戦っているメーカーは開発費やテクノロジーも違うんだなぁというのが正直な感想です。メイドインジャパンが一番だと思っていたのですが、どうやらそうでもなさそうです。
あと、KERSというF−1マシンか?と思うようなちょっと怪しい(?)装置が付いていますが、振動エネルギーを電気エネルギーとしてチップに蓄え、プログラミングによりちょうどいいタイミングで放出し、テールの電圧ファイバーが固くなり、ターボがかかったような加速が得られるというものです。
これって、例えばコブ斜面だと邪魔になるのではないかと思っていましたが、全く心配ありませんでした。でも、確かに抜けは良いです。気持ちの良い加速は得られていますが、あまり気にする事もないかと思います。電圧ファイバーはむしろ、ERA3.0の振動吸収にこそ効果があるのではないかと私は思います。
あと、2016ー2017モデルから、グラフィンという新素材が採用されているらしいです。グラフィンはテニスのラケットに使われている新素材だそうで、グラフィンを使う事でセンターの厚みを薄く、その分トップとテールに配分が可能になり、結果扱いやすさと安定感が増したとの事です。テニスラケットの新素材を応用するというところがメーカーとしての力ですね。こういった事ができるメーカーは限られるでしょう。
後、軽くてフレックスもしなやかなので、スキー板をそろえて滑って来れるようになった、初心者を卒業されたくらいの方でも扱えると思いますし、2016−2017年モデルだと山田卓也デモが言うように、技術選でも通用するくらいのレベルらしいので、中上級の方でも滑りごたえは十分だろうと思います。オールラウンドで迷ったらHEADi.speedでしょう。買って後悔する事は、まずないと思います。
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どうも。僕です。昨年、オガサカからHEADのSUPERSHAPE i.SPEED(アイスピード)に乗り換えまして、感想などを述べたいと思います。
【スペック】
HEAD i.SUPERSHAPE SPEED+(ビンディング)PRX12S 15〜16年モデル
テクノロジー
ERA 3.0 ⇒ 高い安定性、振動減衰、簡単なグリップ、簡単なターンが可能に。
KERS ⇒ ターン中のフレックスにより生じた運動エネルギーをチップに蓄え、 ターン終端に放出することでスキーのテールを硬化させ、 付加的なパワーと加速を生み出すというシステム。
私が買ったのは163cmです。ラディウス13.2m。長さ | ショベル部 | センター幅 | テール部 | ラディウス |
177 | 120 | 66 | 99 | 15.5 |
170 | 119 | 66 | 98 | 14.3 |
163 | 118 | 66 | 97 | 13.2 |
156 | 117 | 65 | 97 | 12.1 |
テクノロジー
ERA 3.0 ⇒ 高い安定性、振動減衰、簡単なグリップ、簡単なターンが可能に。
KERS ⇒ ターン中のフレックスにより生じた運動エネルギーをチップに蓄え、 ターン終端に放出することでスキーのテールを硬化させ、 付加的なパワーと加速を生み出すというシステム。
まず、持った感じが軽い。板が軽いのかビンディングが軽いのか?おそらくは両方だと思いますが、上級スキー=重い という先入観があったので、若干、大丈夫か?と思いましたが結論は全く問題ありません。
スピードという名の通り、ロングターン向きかと思いきや、コブなどの不整地でも全然いけます。特徴としては、ターンの捉えが抜群に良いです。今までキャンバースキーに乗っていたので余計にそう感じるという事もあるかと思いますが、ターンの導入が簡単で、今までみたいにターン前半に気を使わなくて済むようになりました。
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ターン中は程よくスキーがたわむのを感じます。そしてKERSのお陰かはわかりませんが、抜けが良いので整地のロングターンだと凄く気持ちが良いです。また、整地のショートターンだとターンの導入が簡単な分、同時操作が非常にやりやすいので、その分早めに板を踏む方に意識を持っていけるようになりました。
それと、振動吸収という事ではかなり優れていると思います。試乗会で色々なスキーを履いて得た結論です。スキーの表側に振動吸収装置が付いているのをよく見かけますが、HEADのスキーは目で見てそれとわかるような器具は付いていないように見えるにもかかわらずです。
HEADの公式ページにも記載がありますが、ERA3.0というシステムで、圧電型インテリファイバーをスキーのトップに使う事でロッカースキーにありがちなトップの振動を抑えているのだそうです。
流石、ワールドカップで戦っているメーカーは開発費やテクノロジーも違うんだなぁというのが正直な感想です。メイドインジャパンが一番だと思っていたのですが、どうやらそうでもなさそうです。
あと、KERSというF−1マシンか?と思うようなちょっと怪しい(?)装置が付いていますが、振動エネルギーを電気エネルギーとしてチップに蓄え、プログラミングによりちょうどいいタイミングで放出し、テールの電圧ファイバーが固くなり、ターボがかかったような加速が得られるというものです。
これって、例えばコブ斜面だと邪魔になるのではないかと思っていましたが、全く心配ありませんでした。でも、確かに抜けは良いです。気持ちの良い加速は得られていますが、あまり気にする事もないかと思います。電圧ファイバーはむしろ、ERA3.0の振動吸収にこそ効果があるのではないかと私は思います。
あと、2016ー2017モデルから、グラフィンという新素材が採用されているらしいです。グラフィンはテニスのラケットに使われている新素材だそうで、グラフィンを使う事でセンターの厚みを薄く、その分トップとテールに配分が可能になり、結果扱いやすさと安定感が増したとの事です。テニスラケットの新素材を応用するというところがメーカーとしての力ですね。こういった事ができるメーカーは限られるでしょう。
後、軽くてフレックスもしなやかなので、スキー板をそろえて滑って来れるようになった、初心者を卒業されたくらいの方でも扱えると思いますし、2016−2017年モデルだと山田卓也デモが言うように、技術選でも通用するくらいのレベルらしいので、中上級の方でも滑りごたえは十分だろうと思います。オールラウンドで迷ったらHEADi.speedでしょう。買って後悔する事は、まずないと思います。
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