最近のスキー技術(かかと加重)に最適なブーツとは?


レクザム パワーレックスM100

ヒール角度がより水平になり、現在のカービングスキー技術に合わせるには最適なブーツだと思います。日本人の為に作られた日本製。

【2013年11月の記事】 え〜〜〜〜、次に私が買うブーツが決定いたしました。12-13 REXXAM レクザム データ DATA-100です。データ100は買わずに、新しいライン、レクザムパワーレックスM97を買いました。

私は今まで、REXXAMのFZ95っていうブーツをずっと愛用してきました。もうかれこれ8年くらい?愛用していますが、別段不具合もありませんし、私の足にぴったりで、買い換えるのはちょっと抵抗がありました。新調するとあたりがでたりすると嫌だし、一番神経を使うマテリアルだからです。できれば慣れたブーツを使い続けたいと思っていましたが、私が買い換えようと思ったきっかけは戸隠スキー場でレッスンを受けたのがきっかけでした。

レッスンを受けた時言われたのが、とにかくかかとに乗れって事でした。指導員の先生はアトミックのブーツを履いていて、「アトミックのブーツは前に加重がいきやすいから注意して滑っています。」って言っていました。また、一緒にレッスンを受けた人が今年のサロモンのブーツを履いていて、「今のブーツは前に曲がらない。」って言っていました。軽いカルチャーショックですわ・・・。

最近、カービングスキーの技術の論議がやっと落ち着いてきて、道具もそれように変わってきているんですね。今年は特に大回りを練習している時に、もっと後ろを使えと友人にも指摘される事しばしば。自分では後ろを使っているつもりなんだけどねー・・・。かかと加重っていうのは、例えば空き缶をつぶす時でもかかとで踏み潰します。決して母指球では潰さない。だからかかと加重が一番スキーをたわませる事ができるという事です。それはよくわかります。

そんな事がきっかけで色々技術的なことを調べていたのですが、やはりブーツそのものが前にいきやすいものになっているのではなかろうか?と思ったわけです。極端な話、昔って母指球に乗れって言われてたから、スキーブーツでも、オプションでかかとに入れるプラスチックの板が付いていましたし、わざと前傾するような設計になっていたわけですね。だから今のカービングスキーにそれは設計自体がそぐわないのかなぁと。だから多分、今のブーツはすねの角度も立ってるか、もしくは昔のスキーと逆で、足裏の前傾角度がより水平になっているのではなかろうかと思った次第です。

で、REXXAMのホームページを調べていたら、全くそんな感じでした。12−13モデルのデータから、ヒール角度が違う。すねの角度は同じでも、ヒール角度が違うって書いてあった。これなら前傾にはなりにくそうです。これだ!って感じです。

しかし、昔は母指球でとらえてかかとで滑らせろ!みたいな事言われていたけど、今はかかとに乗りっぱなしだの、面の上に垂直に立てだの、肩甲骨を使えだの、どんどん変わってきてますね。道具が変わってきているので仕方ないかもしれませんけど。戸隠でレッスンを受けた時に、角を立てて云々と言ったら、レッスンを一緒に受けていた人に、「それは5年前くらいのスキー理論ですね。」と言われ、ぞっとしましたけどねwwww



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