ブーツをチューンナップに出したきっかけ
2017年の2月にブーツをチューンナップに出して来たのですが、その時の事を、書こう書こうと思いながら今に至ってやっと書いてます。
私がスキーブーツをチューンナップに出したきっかけは、自分の未熟さを棚に上げて、「X脚なのはブーツのせいだ」と決めつけ、カント調整を自分でやっているうちに、何が正解かわからなくなってしまったことです。
これは一度専門家に見てもらおうということになって、ブーツのチューンナップをやっているところを探してみたのですが、やっているところは・・・まぁ少ないですね。
私は岐阜市近郊なので、候補に挙がったのは、名古屋市のSEED(その筋では結構有名)。あと調べたら同じ岐阜県では多治見市のPOWERSっていうショップがやっているらしかったので、ブーツを持ち込んでみました。センタースポーツ&POWERS:http://www.cs-pow.com/
今回相談したい事として、カント調整がわけわからなくなったので見て欲しいという事と、素直に「X脚で悩んでいるので、ブーツをいじって少しでも何とかならないか?」という主旨の事を店員さんに伝えてみました。
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今回やったこと
ヒールアングルプレート装着とカント調整
立った時の姿勢を見ていただき、インソールの下にあるプラスチックの土台みたいな部品に薄い板を貼ってもらいました。
一枚の装着でカカトの位置が2ミリ上がるらしい。
あとカント調整もしっかり見ていただきました。
インソールの交換
インソールを替えた方が良いと言われたので、今回交換しました。
↑これまで使っていたインソール(表)。以前履いていたレクザムについていたインソールです。自分の足裏に合うようにフォーミングされているのでそのまま使用していました。
↑これまで使っていたインソール(裏)。今回、角が丸い古いタイプのインソールだと指摘を受けました。
インソールは以前履いていたブーツ(レクザムFZ95)のを、そのまま今のブーツに流用していました。へたった感はないし、自分の足裏の形にフォーミングしてあるし、使い慣れたのが良いと思っていたのです。
↑新しいインソール、スーパーフィートのグリーン。
↑裏が角があって、ブーツの中ではより安定感がありそうです。
最初、既製品のインソールには抵抗がありました。既製品にするくらいなら今のフォーミングしたやつの方がまだマシだろうと思ったのです。シダスとかで、自分用に作った方が良くないですか?と聞いてみたのですが、それだと値段も高くなるし、フォーミングのインソールは今度新しいブーツを作る時にやってあげるからと言われました。
あと、ブーツがワンサイズでかいと何やら致命的な事を言われましたw ブーツってサイズが1cm刻みだし、ワンサイズ下げるとキツいですと言ったところ、どうも小さいブーツを広げて自分の足にフィットさせていくらしい。逆に大きいブーツを小さくするのは難しいから、との事でした。実際に買ったショップではそんな事言われなかったけどな。
↑おまけのステッカーチューン
今回、初めて来たショップだったのですが、自分の足に合ったブーツを選ぶところから始めて、小さめのブーツを加工してフィッティングしてくれるらしい。
フォーミングのインソールはその一部としてやるので、今度ブーツを作る時に面倒見てあげるよ、と言われました。今度ブーツを買う時はここにしようと思います。
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チューンした後の感想
ブーツチューンの後、ブーツのフィット感は結構良くなりました。既製品だからと疑っていたインソールもなかなか良い感じです。
厚底にできているので、ブーツのフィット感が増したって効果もあると思います。
それとカント調整のお陰か、右足底の薄い板が効いているのか、角のあるインソールの安定感なのかわかりませんが、フラットに板を踏めるようになったと感じました。今までよりもあまり力を入れないで済むようになった気がします。
【使用後】
まだX脚気味ではあるんですが、前よりは改善されたと思っています。プラシーボ効果かもしれませんがw
最後に
以前、フォーミングインナーのブーツを履いていた人が、足にピッタリすぎて痛いと言っていたことがあって、あまりガチガチに合わせすぎてもいけませんし、上手な人でもバックルはゆるゆるでフォーミングインナーなんて必要ないよと言っている人もいます。
ブーツ作りもなかなか難しいと思います。
使っていくうちに自分に合うように、ショップとも相談しながら調整していくしかないでしょうね。
余談ですが、サロモンとフィッシャーのブーツがインナーだけじゃなくて、シェルまで焼いて成型するらしいですが、あれが気になってます。
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