パワーレックスのレビュー
レクザム パワーレックスM100 |
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ヒール角度がより水平になり、現在のカービングスキー技術に合わせるには最適なブーツだと思います。
日本人の為に作られた日本製。
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【2014年4月26日更新】
今シーズン(と言ってもほとんど終わっていますが)ブーツをレクザムのパワーレックスに変えてみての感想です。
私のパワーレックスは、フレックス97のMラストです。パワーレックスの中では一番フレックスが柔らかくて足幅の広いタイプで、最も汎用性の高いものだと思います。
前回の記事で、前傾角度が立っていて、よりかかとに乗りやすい、スキーにパワーを伝えやすいブーツだという事を書いたのですが、まさにその通り。かかとに乗りやすいと感じます。
ショップの店員さんが言うには、「どこまででも体を傾けられるブーツ」だと言うことでしたが、内傾角度をより深くできる事は間違いないと思います。谷回りからかかとに乗っていきやすいからだと思います。
しかも、ただでさえブーツの前傾角度が立っているのに、インナーブーツのふくらはぎの部分に、プラスチックでできたプレートがマジックテープでくっつけてあります。
これを取ると更にブーツの前傾角度がなくなってしまい、ほぼ「気を付け!」の状態になります。
さすがにこれを取ってしまうと後ろにひっくり返りそうなくらい、過激なかかと荷重になってしまいますので、一回はずしてみてからまたすぐに付け直しましたけどね。
また、パワーレックスの良い点は、タングの位置を微妙に変えられるようになっていることです。私の場合、右足甲が高いためにあたりが出やすいのでブーツ選びには神経をつかいますが、タングの付け根がマジックテープでくっついている構造になっており、微妙に位置を変えることであたりが出るのをある程度は防ぐことができます。
反面悪い点はインソールがしょぼいことです。以前、レクザムのFZ95を買ったときはインソールのフォーミングがセットになっていたのですが、もうそれはなくなってしまい、今ではレクザム汎用のインソールしかない。店員にすすめられてスーパーフィートを使ってみたが、やっぱりいまいちでした。
インソールは絶対フォーミングしたほうが良いことを再認識させられました。
今回はFZ95に使っていたインソールをそのまま流用しました。履き心地はまるで違いますね。
インナーのフォーミングもいいかも知れませんが、インソールのフォーミングが一番効果が高いと思います。シダスとかでやると軽く万はいきそうですが・・・。
左がスーパーフィート、右がFZ95に使っていた、フォーミングされているインソールです。
ソチオリンピックでは上村愛子選手がパワーレックスをはいていて、めっちゃ親近感がわいてましたw
日本の“ものづくり魂”から生まれた、上村愛子の金メダル・ブーツ⇒https://number.bunshun.jp/articles/-/13861
モーグルでもいけると思いますが、特に基礎をやっている人には本当におすすめのスキーブーツです。最早パワーレックス一択で良いのではないでしょうか?
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