2014シーズンの大注目!REXXAM Power-REX

レクザム パワーレックスM100

 

ヒール角度がより水平になり、現在のカービングスキー技術に合わせるには最適なブーツだと思います。日本人の為に作られた日本製。

 

【2013年9月23日更新】

 

先日、知り合いのうまい人(クラウンで、八方でテクニカルを取ったというツワモノ)の紹介で、名古屋市は昭和区にあるシードというショップに行ってみました。

 

名古屋市内にあるショップなので、大型店のようなイメージを持っていたのですが、ナビを頼りに車を走らせているうちに、団地のような住宅街の中に入り込んで、本当にこんなところにスキー専門のショップなんてあるんかいな?と思ったところで目的地に着きました。

 

お店はテナントの一階で、かなり小ぢんまりとしています。駐車スペースも2台くらいしかない。こちら⇒スキーショップSEED

 

このお店の特徴は・・・聞いたらびっくりします。多分。何と、ブーツを冷やす冷蔵庫があるのですwwwww

 

何をするためかと言いますと、雪上でのブーツの状態を確認するためなんだとか。

 

そこまでやるか?と思いますが、確かに信州へスキー場で、朝一にブーツを履こうと思うとカッチカチで足が入らないなんて事もしばしばです。

 

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気温が低いとシェルは硬くなりますから、夏場にショップで履いた時の感覚とはそりゃ違うでしょう。冷蔵庫っていうのは面白いアイデアです。

 

スキー板はどこで買っても良いと思いますが、ブーツだけはちょっとだけ神経質になって選んだ方が良いかもです。道具の中で一番重要なのはブーツだと思います。

 

今回の目的は、レクザムのパワーレックスです。

 

最近、気になっているニューコンセプトのスキーブーツです。昨年のREXXAMでもDATAシリーズはかかとにより乗りやすい設計となっていましたが、Power−REXはフルモデルチェンジという事で、DATAから更に進化しています。

 

実際、パワーレックスを履いてみたのですが、まず履いてすぐ思ったのは、すねの前傾角度がほとんどないという事でした。

 

イメージ的には殆ど棒立ちに感じられます。

 

 

スキーのブーツは昔からすねが前に傾いていて、ひざを曲げてしか立てないものという感覚がありますが、パワーレックスは「気をつけ」が出来るくらいです。
かかと加重、面に乗るという今のスキー技術の実践にはぴったりのブーツだと思います。

 

私が履いたのは、MEDIUMラストのトルクが100でしたが、実はそれ以前に別のお店でDATAを試し履きしていて、いまいちDATAが合わなかったのです。
DATAもトルク100でしたが、シェルが硬い感じがしましたし、幅広甲高の私にはちょっと合わないと感じていました。

 

でもパワーレックスは好印象でした。同じフレックスでもシェルが柔らかく、足になじむような感覚がありました。

 

もちろん人にもよるでしょうし、インソールとか色々な要素もあるでしょうけど。

 

でもインナーブーツがDATAのそれとはまるで別物になっているので、その影響も大きいと思います。

 

パワーレックスには足幅95ミリのSLIMラストと足幅98ミリのMEDIUMラストがあって、それぞれ純競技用トルク150から一般上級スキーヤー向けフレックス97まで、5モデルの設定があります。

 

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私はいまだにレクザムのFZ95を愛用していますが、足幅が見るからに広い。

 

ノーマルラストって言って、足幅は何センチなのかはわかりませんが、まず見た目で広いのは確かです。それに比べてDATAのナローラストなんかはめちゃめちゃ細いです。履いてみたけどとても無理。

 

私の足は幅が広くて甲だかで、おまけに右足の甲の骨が少し出っ張っていて、普段はいている靴もその部分が必ず当たります。

 

ずっと昔にブーツが合わず炎症を起こしたトラウマがあって、せっかくなじんでいるブーツを変えるのはかなり抵抗があるんですけど、劣化でいきなり割れてしまうのも怖いし、それよりもかかとに乗りやすいブーツにチェンジしたいっていう気持ちが強いです。

 

 

昔、私が履いていたブーツというのはサロモンのインテグラル(歳がばれるw)でしたが、その時は炎症を起こした部分のインナーを削ってチューンしました。

 

FZ95はカント調整の他は特になにもやっていませんでした。ただ、スキーブーツは足に合う合わないが絶対にありますし、自分の足にあわせていく事が必要となりますので、プロショップで買ったほうが良いと思います。

 

板やウェアなんかはどこで買っても良いと思いますけど、ブーツと板のチューンナップはショップを選んだ方が賢明でしょうね。

 

REXXAM Power-REXとDATAを比べてみた

パワーレックスとデータ

 

先日、またパワーレックスの物色に、近所のショップへ行ってきました。上の画像はデータ100(左)とパワーレックス(右)です。

 

こうやって見比べると、明らかにすねの角度が違う。

 

昨年(2012年)からデータもかかとに乗りやすくする(スキーのテールを使いやすくする)ためのニューコンセプトとして、ブーツの前傾角度が立ったデザインとなっているのに、パワーレックスはそれにも増して、前傾角度がゆるくなっている感じです。

 

レクザム パワーレックスM100

 

ヒール角度がより水平になり、現在のカービングスキー技術に合わせるには最適なブーツだと思います。日本人の為に作られた日本製。

 

 

また、足の甲の部分に注目すれば、パワーレックスの方が甲が高くなっています。

 

私の足は幅広で甲が高いため、昨年までのデータでは甲がきつくてとても無理そうでしたが、パワーレックスを履いた感じは問題ありませんでした。

 

それと、今回わかった事ですが、以前レクザムのFZ95を買った時、足裏インソールのフォーミングもやってくれて、それがブーツの価格に入っていて、「お〜凄いな。」と思っていたのですが、それはもうないとの事です。

 

だから、まぁインソールはシダスかなんかで作る事になりそうです。当然、別途料金。う〜〜〜〜ん、出費がかさみそう・・・。

 

 

 

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